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11月 17, 2019の投稿を表示しています
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京都府京都市の 清水三年坂美術館 では、 企画展 「装剣金工の名匠 後藤一乗」  を開催、 【菊尽金金具短刀拵】 【三友煎茶道具】 【岩菊図鐔】 【秋草に狸図茶合】 など、後藤一乗や一乗門下の名品を展示しています。 「後藤一乗(1791~1876)は幕末から明治初めに活躍した装剣金工です。一乗は若くから彫技を発揮し、文政7年(1824)、光格天皇のために刀装金具一式を制作した功により法橋の位に叙せられます。さらに、嘉永4年(1851)に徳川幕府の招きによって京都から江戸へ出て十人扶持を賜るなど、朝廷や幕府の御用を務めました。明治維新後も京都府の勧業場などで制作を続け、廃刀令が発された明治9年(1876) に亡くなりました。 後藤家では製作手法・素材・題材について先祖伝来の決まりごとがありましたが、一乗は使用が制限された素材も好んで用いています。また、絵画・俳諧・和歌にも長じたため、その素養を発揮した雅味ある作品を多く残し、後藤家代々の中で一風を成しました。 このたびの展示では、一乗の名品を多数ご覧頂くほか、一乗門下の装剣金工による作品を併せてご紹介致します。 名匠・後藤一乗による至妙の技と風雅な世界をお楽しみください。」 ■ 装剣金工の名匠 後藤一乗 ■  11月23日から令和2年2月2日まで開催 ■  清水三年坂美術館 : 京都市東山区清水寺門前三寧坂北入            清水三丁目337-1            075-532-4270 http://www.sannenzaka-museum.co.jp/kikaku.html
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東京都台東区の東京国立博物館では 本館5室・6室 において 、「武士の装い 平安~江戸」 を開催、  【国宝 太刀 福岡一文字助真】  【重要文化財 脇指 号石田貞宗】   【重要文化財 太刀 大和物(号 獅子王)】  【重要文化財 太刀 福岡一文字貞真】  【重要文化財 刀 伝当麻】  【太刀 備前雲生】 をはじめ、刀剣・刀装・甲冑・装束など42点の作品を展示しています。 「 平安時代から江戸時代までの武士が用いた、刀剣・刀装・甲冑・馬具・装束や武士の肖像画・書状などを展示します。刀剣は、源三位頼政が鵺を退治して天皇より賜ったという『獅子王』といわれる太刀をはじめ、刀身と刀装が揃っているものを中心に、様々な形式や時代の刀装を展示します。 甲冑は、陸奥三春藩主秋田家に伝わった重要文化財『樫鳥糸肩赤威胴丸』をはじめ、大鎧・胴丸・腹巻・当世具足や兜の代表的なものを展示します 。 」 ■ 武士の装い 平安~江戸 ■  11月19日(火)~ 令和2年2月9日(日)まで開催 ■  東京国立博物館 : 東京都台東区上野公園13-9           03-3822-1111 https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=5918
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大分県宇佐市の大分県立博物館では、企画展「日本刀の美 生き残った名刀」を開催、 【太刀 銘)安綱[大分県指定有形文化財]】 【刀 銘)近江守高木助直】 【刀 銘)肥前国住人忠吉作】 【太刀 銘)国光[名物陸奥新籐五]】 などを展示します。 「昨今 刀剣女子といった言葉がメディアを賑わし、日本刀に関するさまざまな書籍が刊行されるなど、世はまさに日本刀ブームです。この企画展は、日本刀の歴史の一端に触れるとともに、日本刀自体がもつ美を感じていただくために開催します。 当館が所蔵する刀剣類とともに、佐賀県立博物館が所蔵する江戸時代の日本を代表する名工忠吉の作品をあわせて展示し、その魅力をわかりやすく紹介します。」 ■ 日本刀の美 生き残った名刀 ■  11月22日から令和2年1月13日まで開催 ■  大分県立歴史博物館 : 大分県宇佐市大字高森字京塚             0978-37-2100 https://www.pref.oita.jp/site/rekishihakubutsukan/r1kikaku-nihontounobi.html