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10月 23, 2011の投稿を表示しています
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福島県会津若松市の 鶴ケ城天守閣 では、若松城天守閣企画展 「接収刀~帰ってきた名刀たち」 を開催、赤羽刀として譲与された 55振りの刀剣類の内、40振りを展示しています。 大東亜戦争後、GHQにより武装解除の一環として 全国で膨大な数の日本刀が 没収されました。 その多くは廃棄されましたが、美術的価値のあるものは 保管され、その数は 約5000振り程ありました。 平成11年 それらの御刀は、鍛錬地の美術館や博物館に譲られることになり、会津若松市も 会津の刀匠が鍛えた御刀を譲り受け、今年3月 全ての御刀の研が終了しましたので、これを記念して 接収刀の展示を行ないます。 全国的にも著名な刀匠である 【三善長道】 や 【古川兼定】 など、会津を代表する刀鍛冶の刀剣を展示していますので、日本刀の甦った輝きを 是非会場にてご覧下さい。  ■ 接収刀 ~帰ってきた名刀たち 11月27日まで開催 鶴ケ城天守閣 : 福島県会津若松市追手町1-1  0242-27-4005  http://www.tsurugajo.com/kikaku/h23kikaku.html
警視庁生活環境課と代々木署は、日本美術刀剣保存協会 で所有者不明の 日本刀約400振り が見つかった事件で、28日にも 法人としての同協会と 元理事2人を、銃刀法違反(不法所持)容疑で 書類送検します。 見つかった御刀は、その多くは 同協会が現在地に移転した昭和43年以降に持ち込まれ、入手経路も不明のまま、数十年間放置されていました。 警視庁は管理態勢に問題があったと判断し、元理事らの関与がはっきりした約30振りを 立件対象とします。
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全国刀剣商業協同組合 による 【大刀剣市2011】 が、 東京都港区の 東京美術倶楽部 で、開催されます。 全国各地より75店の刀剣商が一堂に会し、刀剣・刀装具・甲冑武具 の大展示即売会が行われる他、今回は 東日本大震災の被災地復興を応援する チャリティーオークション が行われます。 ■ 大刀剣市2011 10月28、29、30日開催 全国刀剣商業協同組合 : 東京都新宿区大久保2丁目18番10号  新宿スカイプラザ1302号   03-3205-0601 http://www.zentosho.com/daitokenichi/ 東京美術倶楽部 : 東京都港区新橋6-19-15   03-3432-0191 http://www.toobi.co.jp/index.html
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滋賀県彦根市の 彦根城博物館 では、彦根市制75周年・彦根城博物館開館25周年記念企画展 「武門の絆-徳川将軍家と井伊家-」 を開催、【葵紋散黄金造毛抜形太刀拵】などを展示します。 井伊直政 ついで 直孝 を大将とする 「井伊の赤備え」 部隊は、小牧・長久手の戦いを皮切りに、関ヶ原合戦、大坂冬・夏の陣などでその武名を轟かせ、徳川の全国掌握に貢献しました。また、幕府が 豊臣系の武将や朝廷・公家ら諸勢力と 友好的な関係を結んだ陰には、直政・直孝の巧みな政治交渉がありました。 さらに、泰平の世にあっては、将軍家の儀礼に深く関わり、時には将軍の名代を務め、また大老職として 幕府政治における重責を担いました。 本企画展では、このような井伊家の地位と役割、徳川将軍家との関係を、政治・儀礼・文化など多様な側面から紹介します。  ■ 武門の絆-徳川将軍家と井伊家-   10月28日から11月27日まで開催   彦根城博物館 : 滋賀県彦根市金亀町1番1号              0749-22-6100 http://longlife.city.hikone.shiga.jp/museum/
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岡山県岡山市の 林原美術館 では、企画展 「戦国の雄 池田家」 を開催、戦国から江戸時代にかけて活躍し、池田家の築いた武将にまつわる 武具・文書類・所用の品々 を展示します。 岡山藩主池田家は、織田信長に仕えた 池田恒興、関が原の合戦で武功をあげ姫路城主となった 輝政、監国として備前国を治めた 利隆 などの名将を輩出しました。 本展では 本来は一組だったと考えられる 恒興・輝政・利隆 の肖像三幅を、350年振りに一堂に展示します。  ■ 戦国の雄 池田家   10月30日から12月5日まで開催   林原美術館 : 岡山市北区丸の内2-7-15   086-223-1733 http://www.hayashibara-museumofart.jp/tenrankai/index1.html
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静岡県三島市の 佐野美術館 では、 佐野美術館45周年・三島市制70周年記念 「名物刀剣 宝物の日本刀」 を開催、日本刀の名物を中心に、国宝10点、重要文化財24点、重要美術品4点 を含む約60余点を 一堂に展示しています。 名物刀剣とは、形の特徴や由緒、持ち主の名前などが愛称のように親しまれてきた、主に平安時代から南北朝時代に作られた名刀を指します。 特に江戸時代中期、本阿弥家が8代将軍徳川吉宗 に提出したと伝えられる 『享保名物帳』 により、名物刀剣の価値が定着します。 本展では、平安時代、鎌倉時代の武将が所持した伝世の太刀から、名物帳所載の刀剣、大名家の重宝までを展示し、「名物刀剣」 の意味を問い直します。  ■ 名物刀剣 宝物の日本刀   12月18日まで開催   佐野美術館 : 静岡県三島市中田町1-43            055-975-7278 http://www.sanobi.or.jp/tenrankai/2011/meibutsu.html
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奈良県奈良市の 奈良国立博物館 では、「第63回 正倉院展」 を開催、聖武天皇遺愛の大刀である【金銀鈿荘唐大刀】 をはじめ、【蘭奢待】 【紅牙撥鏤尺 こうげばちるのしゃく】 など、62件の宝物を出陳します。 東大寺 金堂鎮壇具 中に納められていた  金銀荘大刀 に、陰剣・陽剣 の文字が象嵌されているとの発見は、記憶に新しいところです。 本年の展示には、陰宝剣 陽宝剣 の出蔵について記した 出蔵帳 も出陳します。  ■ 第63会 正倉院展   10月29日から11月14日まで開催   奈良国立博物館 : 奈良県奈良市登大路町50番地              050-5542-8600 http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2011toku/shosoin/shosoin_index.html