茨城県ひたちなか市の 十五郎穴横穴墓群 館出35号墓玄室 から、正倉院宝物と類似した帯取金具 を持つ 刀子 が出土したと、同市教育委員会が発表しました。 刀子は 全長約25cm、8世紀中頃のものとみられ、この他にも、大刀1点(全長約55cm)や 刀子4点、頭骨6体分、火葬された人骨2体などが見つかっています。
石川県金沢市の石川県立美術館では、 秋季特別展「徳川美術館展-尾張徳川家の至宝」 を開催、 【国宝 太刀 銘)長光 名物津田遠江長光】 【重要文化財 太⼑ 銘)備前国⻑船住守家 名物兵庫守家】 【重要文化財 短⼑ 銘)正宗 名物不動正宗】 など、尾張徳川家に伝わる名品を展示します。 「尾張徳川家は、江戸幕府を開いた徳川家康の九男義直(1600-1650)に始まる御三家筆頭の大名家で、名古屋城を居城とし、江戸時代を通じて徳川将軍家に次ぐ家格を誇りました。 本展では、名古屋の徳川美術館に伝来した家康の遺産『駿府御分物』や歴代当主、夫人の所用品に加え、同館のコレクションの中から選び抜いた名品を紹介します。 また、前田綱紀から五代将軍綱吉に献上された国宝の太刀『津田遠江長光』など、貴重な品々も一堂に会します。 国内随一を誇る徳川美術館のコレクションを通じて、大名文化の粋をご堪能ください。 」 ■ 徳川美術館展-尾張徳川家の至宝 ■ 前期:2021年10月9日(土)〜10月31日(日) 後期:11月2日(火)〜11月23日(火・祝) ■ 石川県立美術館 : 石川県金沢市出羽町2-1 076-231-7580 tokugawa-kanazawa.jp