新潟県胎内市にある 城の山古墳(4世紀前半) から、長さ67cmの鉄製の大刀、槍、銅鏡、勾玉などの副葬品が見つかりました。 これらは、大和政権の古墳から出土した副葬品と同じような組み合わせのもので、大和政権の勢力が、4世紀には 新潟県まで広がっていたことを示す発見として 注目されています。
富山県富山市の森記念秋水美術館では 「刀の誕生日 刻みこまれた歴史ロマン」 を開催 【太刀 銘)備前国左近将監長光(造)】 【短刀 銘)藤原真景】 【太刀 銘)嘉元三年五月日 中原国宗】 【刀 銘)近江守高木住助直】 など、年紀を記した作品を展示します。 「日本刀は平安時代中期から現代に至るまで、約千年の間作られ続けています。その間には数多くの刀工が活躍し、刀を世に送り出してきました。それらは誰もが知る歴史上の人物はもちろんのこと、歴史に埋もれた名もない人々の手にも携えられ、歴史そのものを間近で見てきたのです。 今回の展示では館蔵の名刀の中から、製作年号などを明らかにする銘文『紀年銘』が残る作品を選び、刀が生まれた時代の出来事や文化を合わせてご紹介します。 長い年月を経て現代に残る、名刀の誕生日に思いを馳せて鑑賞をお楽しみください。」 ■ 刀の誕生日 刻み込まれた歴史ロマン ■ 令和2年4月1日から5月20日まで開催 ■ 森記念秋水美術館 : 富山県富山市石町1丁目3番6号 076-425-5700 https://www.mori-shusui-museum.jp/schedule/