石川県金沢市の石川県立美術館では、 秋季特別展「徳川美術館展-尾張徳川家の至宝」 を開催、 【国宝 太刀 銘)長光 名物津田遠江長光】 【重要文化財 太⼑ 銘)備前国⻑船住守家 名物兵庫守家】 【重要文化財 短⼑ 銘)正宗 名物不動正宗】 など、尾張徳川家に伝わる名品を展示します。 「尾張徳川家は、江戸幕府を開いた徳川家康の九男義直(1600-1650)に始まる御三家筆頭の大名家で、名古屋城を居城とし、江戸時代を通じて徳川将軍家に次ぐ家格を誇りました。 本展では、名古屋の徳川美術館に伝来した家康の遺産『駿府御分物』や歴代当主、夫人の所用品に加え、同館のコレクションの中から選び抜いた名品を紹介します。 また、前田綱紀から五代将軍綱吉に献上された国宝の太刀『津田遠江長光』など、貴重な品々も一堂に会します。 国内随一を誇る徳川美術館のコレクションを通じて、大名文化の粋をご堪能ください。 」 ■ 徳川美術館展-尾張徳川家の至宝 ■ 前期:2021年10月9日(土)〜10月31日(日) 後期:11月2日(火)〜11月23日(火・祝) ■ 石川県立美術館 : 石川県金沢市出羽町2-1 076-231-7580 tokugawa-kanazawa.jp
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東京都墨田区の日本美術刀剣保存協会・刀剣博物館では、 「日本刀の見方 パートⅢ 刃文」 を開催、 【国宝 太刀 銘)信房作】 【国宝 太刀 銘)国行(当麻)】 【重要文化財 太刀 無銘)福岡一文字】 【重要文化財 脇指 銘)宇都宮大明神 相模国住人広光】 【重要美術品 太刀 銘)長谷部国信(からかしわ)】 【重要美術品 短刀 銘)兼友】 など刀剣類32点、刀剣関連資料9点を展示します。 「この度の展示では原点に立ち返り、日本刀鑑賞の基礎たる点にスポットを当てることにいたしました。 近年、増えている若い刀剣愛好家からの声もあり、日本刀はどのように見ればよいのか、どこが見所なのかをわかりやすく示し、日本刀の魅力を存分に楽しんで頂こうと思います。 そこで『日本刀の見方』と題し『姿』『地鉄』『刃文』それぞれに焦点を当て、全3回に分けて日本刀鑑賞のポイントを解説するシリーズ展示を企画しました。 本展覧会では(公財)日本美術刀剣保存協会の所蔵品を中心に各時代の名刀や、彩りを添える刀装・刀装具を展示致します。初心者も玄人も共に肩を並べて心置きなく、名品を御賞翫ください。」 ■ 日本刀の見方 パートⅢ 刃文 ■ 2月22日(土)から5月17日(日)まで開催 ■ 刀剣博物館:東京都墨田区横網1-12-9 ■ 03-6284-1000 https://www.touken.or.jp/museum/exhibition/tabid290.html
富山県富山市の森記念秋水美術館では 「刀の誕生日 刻みこまれた歴史ロマン」 を開催 【太刀 銘)備前国左近将監長光(造)】 【短刀 銘)藤原真景】 【太刀 銘)嘉元三年五月日 中原国宗】 【刀 銘)近江守高木住助直】 など、年紀を記した作品を展示します。 「日本刀は平安時代中期から現代に至るまで、約千年の間作られ続けています。その間には数多くの刀工が活躍し、刀を世に送り出してきました。それらは誰もが知る歴史上の人物はもちろんのこと、歴史に埋もれた名もない人々の手にも携えられ、歴史そのものを間近で見てきたのです。 今回の展示では館蔵の名刀の中から、製作年号などを明らかにする銘文『紀年銘』が残る作品を選び、刀が生まれた時代の出来事や文化を合わせてご紹介します。 長い年月を経て現代に残る、名刀の誕生日に思いを馳せて鑑賞をお楽しみください。」 ■ 刀の誕生日 刻み込まれた歴史ロマン ■ 令和2年4月1日から5月20日まで開催 ■ 森記念秋水美術館 : 富山県富山市石町1丁目3番6号 076-425-5700 https://www.mori-shusui-museum.jp/schedule/