広島県広島市の 頼山陽史跡資料館 では平成24年度 文化庁 文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業 広島「KAZARU展」 を開催、刀装における伝統的技法、及び彫金、鍛金、七宝、漆、染織などを用いた作品 70余点を展示しています。 「日本刀と刀装は、刀工、金工、漆芸、木工、組紐、織物などの伝統技術を結集した 総合的工芸美術といえます。 現存する文化財のみならず、それらの製作技術・観賞方法を含めて、後世に残すべき 素晴らしい伝統文化です。 しかし、刀装を制作する各分野において 後継者が不在であり、広島県近隣での刀装制作技術が 失われる事態が危惧されています。 県内の刀職者・工芸家からなる 広島「KAZARU展」実行委員会は、日本の優れた伝統技術の継承を願い、伝統技術を活かした作品を広島に集結し、広島「KAZARU展」を開催します。 」 ■ 広島「KAZARU展 ■ 9月23日まで開催 ■ 頼山陽史跡資料館 : 広島県広島市中区袋町5-12 082-542-0125 http://www.raisanyou.com/top.htm
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京都墨田区の 日本美術刀剣保存協会・刀剣博物館 では、 「2019年 現代刀職展 今に伝わるいにしえの技」 を開催、 【刀 無銘 来国次〈研師 松村壮太郎〉〈木屋賞受賞作〉】 【太刀 無銘 古備前行秀】 【太刀 銘)助綱(古青江)】 【太刀 銘)備前国住長船盛景】 など 刀剣類70余点、刀装・刀装具20余点を展示しています。 「公益財団法人日本美術刀剣保存協会は、その使命の一つに現代刀職者の育成と技の公開をあげ、その事業として、『現代刀職展』を開催しております。この展覧会は、以前の現代刀匠を中心とした『新作名刀展』、刀剣を研磨する研師および外装を制作する刀職者のための『刀剣研磨・外装技術発表会』を合同で展示し、一年の成果を競い、そして発表する場として位置づけられるものです。 『新作名刀展』および『刀剣研磨・外装技術発表会』はそれぞれ60年を超える深く長い伝統をもつ展覧会でした。この伝統と格式を礎に、新たな歴史を刻むべく、本展覧会は開催されることとなりました。本財団の創始者である佐藤寒山先生の遺訓であり、本財団の基本精神である『和』の理念によって成し遂げられた渾身の力作揃いです。本展覧会を通じて刀職者が胸に抱き日々実践している『和』の精神も感じ取っていただけることと思います。」 ■ 現代刀職展 今に伝わるいにしえの技 ■ 前期展示:7月6日(土)~7月28日(日) ■ 後期展示:7月30日(火)~8月18日(日) ■ 刀剣博物館 : 東京都墨田区横網1-12-9 ■ 03-6284-1000 https://www.touken.or.jp/museum/exhibition/exhibition.html
栃木県日光市の 日光二荒山神社 では 、 中宮祠宝物館開館50周年記念 「宝刀展」 を開催、【国宝 来国俊】 【国宝 備前長船倫光】 を含む、刀剣・刀装45点を展示しています。 「全国屈指の刀剣の所蔵は、御神徳とその信仰の偉大さを表わし、国宝2口・重要文化財11口・県文10口を数え、大小刀・剣・薙刀等176口に及びます。 このたび 国宝倫光・来国俊 の2口及び、神社所蔵の 国宝・重文・県文指定 の刀剣を中心とする名刀展を 開催する運びとなりました。 茲に男体山頂鎮座1230年、宝物館開館50周年記念名刀展が 多くの皆様方に感銘を与え、刀剣愛好家の研究の礎となれば 幸甚に存ずる次第であります。」 ■ 宝刀展 ■ 11月4日まで開催 ■ 日光二荒山神社 : 栃木県日光市山内2307 0288-54-0535 http://www.futarasan.jp/exhibition/outline.shtml 豊後国行平作