投稿

8月 12, 2018の投稿を表示しています
イメージ
新潟県十日町市の星と森の詩美術館では、 コレクション展 「日本刀の変遷③ 現代刀編」 を開催、 重要無形文化財保持者 月山貞一刀匠や、隅谷正峯刀匠等の作品10点を展示しています。 「3会期にわたって開催してきた『日本刀の変遷』の第3弾、現代刀編を開催いたします。日本刀は、その製作技術が確立した平安時代中期から現在にいたるまで、実に1000年を超える歴史のなかで日本独自の文化の一端を担ってきました。第2次大戦後、武器ではなく美術工芸品として日本刀を製作することが認められ、現代刀の歴史が始まりました。 今展では、重要無形文化財「日本刀」技術保持者(人間国宝)の月山貞一(1907-95)、隅谷正峯(1921-98)、天田昭次をはじめ、月山貞利(1946-)、大野義光(1948-)、宮入小左衛門行平(1957-)の作あわせて約10口を、館蔵品より展覧いたします。 」 ■ 日本刀の変遷③ 現代刀編 ■  9月24日まで開催 ■  星と森の詩美術館 : 新潟県十日町市稲葉1099-1                 025-752-7202 http://www.hoshi-uta-m.jp/02-exhibition/index.html#bar01
イメージ
茨城県土浦市の 土浦市立博物館 では 、「今月の土屋家刀剣」 において、  【刀 無銘(貞次)(備中)】  【鐔・拵 政随「象図」】  【刀 無銘(正家)(三原)】 の3点を展示しています。 ■ 今月の土屋家刀剣 ■  9月16日まで展示 ■  土浦市立博物館 : 茨城県土浦市中央一丁目15-18                029-824-2928 http://www.city.tsuchiura.lg.jp//page/page011354.html
イメージ
栃木県日光市の日光二荒山神社宝物館では、 奉祝 天皇陛下御即位30年 初公開 新重要文化財「薙刀」展 を開催、  【重要文化財 薙刀 無銘 伝大和系】  【重要文化財 金銅装蛭巻薙刀拵】 など、薙刀と拵5口10点を公開しています。 「平成24年7月に、日光二荒山神社男体山頂鎮座1230年・当宝物館開館50周年を記念して開催した 収蔵品による『宝刀展』を契機に、文化庁のご高配にて、収蔵する刀剣類の総合調査を行って戴いた。その結果、現存稀な鎌倉時代・南北朝時代に作られた薙刀や、それらに附けられた拵が相当数収蔵されている事が判明いたしました。これにより本年、薙刀と拵5件・計10点が『祭礼武器類』として、国より重要文化財に指定して戴いた次第であります。 重要文化財の指定を記念して、この『薙刀展』を開催致しました。これだけの薙刀を一堂に会してご覧いただく機会は滅多にありませんので、この機会に多くの方々がご鑑賞になられ、神道美術の一端に触れていただければ、主催者として望外の喜びであります。」 ■ 薙刀展 ■ 12月31日まで開催 ■ 日光二荒山神社宝物館 : 栃木県日光市中宮祠2484                    0288-55-0017 http://www.futarasan.jp/
イメージ
鳥取県倉吉市の倉吉博物館では 、「伯耆因幡 鳥取の郷土刀展」 を開催、  【重要美術品 太刀 銘)大原真守】  【太刀 銘)安綱】  【刀 銘)伯耆國倉吉住道祖尾藤十郎廣賀作之】  【短刀 銘)伯耆國住見田五郎左衛門尉廣賀作】  【脇指 銘)伯耆國倉吉住弓削正綱】 など、伯耆因幡の刀匠の作品を展示しています。 「古来、鳥取県は中国山地の良質な砂鉄を原料とするたたら製鉄が盛んであり、刀剣を初めとする鉄製品の産地として広く知られていました。平安時代後期に活躍した日本刀の祖と賞される名匠・伯耆安綱にはじまり、江戸時代末期にかけて景長・広賀・弓削正綱・兼先・忠国・浜部など数多くの一門が誕生、優れた刀匠を輩出します。 本展は、大山開山1300年を迎える今年、大山の豊かな自然がもたらした歴史や文化、そこから生まれた技を紹介する展覧会として開催します。数百年を経てなお輝き続ける日本刀の魅力、安綱・真守をはじめ 伯耆因幡の刀匠たちによる技の結晶をご覧ください。」 ■ 伯耆因幡 鳥取の郷土刀 ■ 8月26日まで開催 ■ 倉吉博物館 : 鳥取県倉吉市仲ノ町3445-8           0858-22-4409 http://www1.city.kurayoshi.lg.jp/hakubutsu/
イメージ
熊本県熊本市の島田美術館では 、「幕末維新の刀剣と書」 を開催、  【刀 銘)固山宗次】  【短刀 銘)肥前国吉包】  【刀 銘)薩州住平正良】  【刀 銘)伯耆守平朝臣正幸】  【刀 銘)肥後同田貫宗廣】 など、幕末の新々刀を中心とした刀剣類を展示しています。 「日本の武の象徴は、いうまでもなく刀剣。日本刀の優美な姿形と鋭い切れ味は、世界の武器の中でも比類がありません。太平の世が続いた江戸時代中期以降、実践で刀を使う機会が減り、象徴的な意味合いが増していたところに訪れた黒船来航(1853年)に始まる激動の幕末は、刀剣本来の武器としての機能性、つまり切れ味と強靱さといった実用性を再浮上させました。 刀剣界は幕末から明治維新にかけて大いに活気づきますが、廃刀令(1876年)が発令され、日本刀の歴史は一区切りをみることとなります。 また、よく知られるように、この時期は社会的な変動を背景にして、我が国の書風がきわめて多様に展開し、変転した時代です。すなわち江戸期を通じての唐様の流行、さらに伝統的な書風への復古の気運、加えて近代書風への模索と、実に魅力に富んだ展開と混乱を見せています。 今回の展観は、この時期に活躍し、様々な運命をたどった志士、思想家、学者などの書と、幕末を中心とした新々刀に、時代の様相をうかがおうというものです。」 ■ 幕末維新の刀剣と書 ■   12月10日まで開催 ■   島田美術館 :熊本県熊本市西区島崎4-5-28            096-352-4597 http://www.shimada-museum.net/event.html