岡山県瀬戸内市の備前長船刀剣博物館では、 特別展「備前刀×美濃刀 長きに続く日本刀の聖地」 を開催、 【太刀 銘)備州長船住元重】 【太刀 銘)国宗】 【脇指 銘)備州長船盛景】 【太刀 銘)備州長船住兼光】 【刀 無銘(伝直江志津)】 【脇指 銘)和泉守兼定作】 【刀 折返銘)氏貞】 【刀 銘)兼元】 など、備前/美濃の刀剣類37点を展示しています。 「中世において日本刀の主な生産地としては、相模国(神奈川県)・美濃国(岐阜県)・山城国(京都府)・大和国(奈良県)・備前国(岡山県)の五ヶ所が有名です。その中でも美濃国と備前国の両国は、「東の美濃、西の備前」と呼ばれ、全国屈指の日本刀生産地として名を馳せており、現在でも日本刀の製作が続けられています。 美濃国での日本刀の生産の中心地は、現在の岐阜県関市。美濃の日本刀生産の最盛期は織田信長が美濃を制圧した戦国時代で、二代目兼定や 関の孫六 と呼ばれた兼元などの名工が活躍しました。また備前国では、鎌倉時代から福岡一文字派や長船派に代表される名工が、現在の岡山県瀬戸内市を中心とした地域で日本刀を造り続けていました。 今回の展示では、この長きにわたり日本刀を製作していた関と長船の刀を通じて、両市に根付いた日本刀の文化や歴史に迫ります。」 ■ 備前刀×美濃刀 長きに続く日本刀の聖地 ■ 9月8(日)まで開催 ■ 備前長船刀剣博物館 : 岡山県瀬戸内市長船町長船966 0869-66-7767 http://www.city.setouchi.lg.jp/token/tenji/index.html
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7月 7, 2019の投稿を表示しています
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京都墨田区の 日本美術刀剣保存協会・刀剣博物館 では、 「2019年 現代刀職展 今に伝わるいにしえの技」 を開催、 【刀 無銘 来国次〈研師 松村壮太郎〉〈木屋賞受賞作〉】 【太刀 無銘 古備前行秀】 【太刀 銘)助綱(古青江)】 【太刀 銘)備前国住長船盛景】 など 刀剣類70余点、刀装・刀装具20余点を展示しています。 「公益財団法人日本美術刀剣保存協会は、その使命の一つに現代刀職者の育成と技の公開をあげ、その事業として、『現代刀職展』を開催しております。この展覧会は、以前の現代刀匠を中心とした『新作名刀展』、刀剣を研磨する研師および外装を制作する刀職者のための『刀剣研磨・外装技術発表会』を合同で展示し、一年の成果を競い、そして発表する場として位置づけられるものです。 『新作名刀展』および『刀剣研磨・外装技術発表会』はそれぞれ60年を超える深く長い伝統をもつ展覧会でした。この伝統と格式を礎に、新たな歴史を刻むべく、本展覧会は開催されることとなりました。本財団の創始者である佐藤寒山先生の遺訓であり、本財団の基本精神である『和』の理念によって成し遂げられた渾身の力作揃いです。本展覧会を通じて刀職者が胸に抱き日々実践している『和』の精神も感じ取っていただけることと思います。」 ■ 現代刀職展 今に伝わるいにしえの技 ■ 前期展示:7月6日(土)~7月28日(日) ■ 後期展示:7月30日(火)~8月18日(日) ■ 刀剣博物館 : 東京都墨田区横網1-12-9 ■ 03-6284-1000 https://www.touken.or.jp/museum/exhibition/exhibition.html