投稿

3月 31, 2019の投稿を表示しています
イメージ
宮城県多賀城市の東北歴史博物館では、 テーマ展「仙台藩の工芸 刀剣と甲冑」 を開催、仙台藩内で製作・所用された刀剣や甲冑、工芸資料を展示しています。 「江戸時代、六十二万石の大藩である仙台藩は、同一地域を長く治めました。安定した治世は高度な技術を有する職人集団を育む土壌となり、優れた工芸品の数々が生み出されました。中でも、武器であると同時に武士の精神性を示す刀剣・甲冑類は特に重んじられ、お抱えの職人を中心に幕末まで制作が続けられました。そのことを示す品々が、今も数多く残されています。 本展では、仙台藩内で製作・所用された刀剣・甲冑類を中心に展示し、工芸資料として、また武門の象徴としての美しさや質感を見ていただきます。」 ■ 仙台藩の工芸 刀剣と甲冑 ■  5月6日まで開催 ■  東北歴史博物館 : 宮城県多賀城市高崎1-22-1               022-368-0101 http://www.thm.pref.miyagi.jp/exhibition/detail.php?data_id=1125
イメージ
大阪府高槻市の 高槻市立しろあと歴史館 では、 第40回企画展「侍アート 刀剣・甲冑 武具にみる戦いの美」 を開催、  【刀 越後守包貞(二代)】  【十文字槍 河内守国助(初代)】  【短刀 長谷部国重】  【薙刀 備前国盛景】 など、刀剣や武具・甲冑の優品を展示します。 「日本の武具は、戦いで使われる実用品であると共に、武士の象徴として威厳や美しさが求められました。その代表が、刀剣と甲冑です。刃文や地鉄を日本独自の美意識で鑑賞する刀剣と、様々な工芸技術の結晶である甲冑は美術工芸品としても優れ、海外からも『侍アート』として高く評価されています。 高槻市立しろあと歴史館は、市民から寄贈を受けた『川口コレクション』をはじめ、旧高槻藩士の子孫や市内の社寺から寄贈・寄託を受けた刀剣・甲冑の優品をはじめとする武具を多数収蔵しています。この中から刀剣、甲冑を中心に、武具の優品をご覧いただきます。」 ■ 侍アート 刀剣・甲冑 武具にみる戦いの美 ■  5月12日まで開催 ■   高槻市立しろあと歴史館 : 大阪府高槻市城内町1番7号                     072-673-3987 http://www.city.takatsuki.osaka.jp/rekishi_kanko/rekishi/rekishikan/topics/shiroato/1548119500633.html
イメージ
東京都世田谷区の静嘉堂文庫美術館では、 企画展「日本刀の華 備前刀」 を開催、  【重要文化財 太刀 銘)高綱 附 朱塗鞘打刀拵】  【重要文化財 太刀 銘)五月六日友成〈嘉禎友成太刀〉】  【重要文化財 太刀 銘)附 黒糸巻柄突兵拵】  【太刀 銘)守利(金象嵌)本多平八郎忠為所持之】 など、重要文化財4振りを含む 在銘作約30振りを展示します。   「日本刀の主要製作地のうち、備前は、上質な原料や水運の利に恵まれ、平安時代より優れた刀工を輩出し、圧倒的な生産量を誇ったことから、今日刀剣王国と称されています。備前刀の特徴は、『腰反り』の力強い姿と、杢目を主体とした精緻な地鉄に、『丁子乱』と呼ばれる変化に富んだ刃文とされています。その豪壮にして華やかな作風は、鎌倉武士や戦国武将たちをはじめ、多くの人々を魅了してきました。 本展では、備前刀の宝庫として知られる静嘉堂の蔵刀を中心に、重要文化財4振、重要美術品11振を含む在銘作約30振を精選し、古備前と呼ばれる初期の刀工群から、一文字・長船・畠田・吉井・鵜飼など各流派による作風の展開をたどっていきます。 あわせて、江戸時代に幕府の御用をつとめた後藤家歴代とその門流(脇後藤)による刀装具を展示します。」 ■ 日本刀の華 備前刀 ■  4月13日から6月2日まで開催 ■  静嘉堂文庫美術館 : 東京都世田谷区岡本2-23-1                03-3700-0007 http://www.seikado.or.jp/exhibition/next.html
イメージ
東京都八王子市の東京富士美術館では、 展覧会「サムライ・ダンディズム 刀と印籠 武士のこだわり」 を開催、  【刀 銘)和泉守藤原兼定作(之定)】 など、刀剣20振り、印籠235点を展示します。 「武士が愛で、大切にした刀と印籠、そこには匠の技と心が込められ、贅を尽くしたこだわりの美が輝いています。日本刀20振と印籠235点に刀装他を加えた総数約300点を展覧する本展では武士が身につけ、愛玩した美をお楽しみいただくとともに、知られざる印籠の魅力をその発達の歴史をたどりながらご紹介いたします。 日本刀の持つ魅力と同様に、手のひらに包まれる美と技に魅入られた武士たちの眼差しを追体験していただければ幸いです。」 ■ サムライ・ダンディズム 刀と印籠 武士のこだわり ■  4月2日から6月30日まで開催 ■  東京富士美術館 : 東京都八王子市谷野町492-1           042-691-4511 https://www.fujibi.or.jp/exhibitions/profile-of-exhibitions/?exhibit_id=3201904021
イメージ
岐阜県関市の関鍛冶伝承館では、 企画展「朝廷と菊紋と関の刀工」 を開催、関鍛冶で初めて国守の位に任じられた和泉守兼定(之定)や、正親町天皇より大の字を賜った大兼道、日本鍛冶宗匠に任じられた伊賀守金道など、刀剣類24点、関連資料8点を展示しています。 「本企画展では、朝廷や、天皇とのゆかりを得た関の刀工を紹介し、その刀剣や資料を展示します。皇位継承にともない天皇や朝廷への興味関心が高まる時期に合わせて展示を行うことで、当時の権威と繋がることで地位を高めてきた関の刀工の歴史深さや、その担った役割を広く周知する機会にしたいと考えています。」 ■ 朝廷と菊紋の関の刀工 ■  5月27日まで開催 ■  関鍛冶伝承館 : 岐阜県関市南春日町9-1              0575-23-3825 http://www.city.seki.lg.jp/kanko/0000013569.html