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12月 30, 2018の投稿を表示しています
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富山県富山市の森記念秋水美術館では「備前刀 用と美の系譜」を開催、
 【重要文化財 太刀 銘)次忠】
 【重要文化財 太刀 銘)一 助成】
 【重要文化財 太刀 銘)真守造】
 【重要美術品 太刀 銘)備前国友成】
 【重要美術品 太刀 銘)順慶】
など、同館の所蔵する備前刀48点を展示しています。

「備(きび)国は現在の岡山県全域と広島県東部、兵庫県西部にまたがる古代国家です。吉備の枕詞(まくらことば)として知られる『真金(まがね)吹く』が示すように、古来より鉄の産地として知られています。奈良時代には律令制に基づき備前・備中・備後・美作の四ヶ国に分けられましたが、なかでも備前国は大きな刀剣の産地として栄えました。
平安時代中期から後期にかけて『日本刀』と呼ばれる形式の刀剣が完成すると、備前に友成や正恒らの刀工が現れました。それ以降、吉井川の流域を中心に多くの鍛冶が居住し、中世には全国最大の刀剣生産量となりました。約500年間にわたる様々な鍛冶や流派の消長は、現存する備前刀に多くの紀年銘が残されていることから、その一貫した流れを知ることができ研究の上でも非常に重要な役割を果たしています。
本展では、所蔵する備前刀を年代や流派に分けて展示し、刀工や作品の変遷を辿り、備前刀の美と見どころをわかりやすくご紹介いたします。美しい地鉄と明るく冴えた刃文、春霞のような映りなど備前刀の魅力を、この機会にご覧ください。」

■ 備前刀 用と美の系譜
■ 5月26日まで開催
■ 森記念秋水美術館 : 富山県富山市石町1丁目3番6号
                076-425-5700
http://www.mori-shusui-museum.jp/schedule/
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群馬県高崎市の群馬県立歴史博物館では、平成30年度特別収蔵品展「羅美耀2」を開催、
 【脇指 銘)上州住守重】
 【槍 銘〉兼定】
 【朱漆塗碁石頭伊予札緋威二枚胴具足 桃形兜付】
など、武士にまつわる貴重な資料を展示します。

「戦国大名は、軍勢を集める際に身なりを整えて参陣することが求められました。この際、文書中において『綺羅美耀(きらびやか)』という語句が用いられています。
本展においては、武士の起源を求めることのできる古代から武士の世が終わりを迎える幕末維新期に至る時代に視野を広げ、常設展示では公開していない貴重な資料を紹介します。
武士の時代を生きた人々の営みを感じてください。」

■ 綺羅美耀 武士の時代の名宝
■ 1月12日(土)から2月24日(日)まで開催
■ 群馬県立歴史博物館 : 群馬県高崎市綿貫町992-1
                027-346-5522
http://grekisi.pref.gunma.jp/kikaku.html
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東京都墨田区の日本美術刀剣保存協会・刀剣博物館では、特別展「筑前左文字の名刀」を開催、
 【国宝 太刀 銘)筑州住左〈江雪左文字〉】
 【国宝 短刀 銘)左/築州住〈太閤左文字〉】
 【重要文化財 太刀 無銘 伝左文字】
など、左一門や関連刀工の作品50余点を展示します。

「鎌倉時代末期から南北朝時代初期にかけて筑前国(福岡県)博多を拠点に作刀した左文字は、左衛門三郎の略と伝わる『左』の一字を銘に切ることから、古来その名で呼ばれています。
彼は従来の九州物一般の伝統であった、板目の流れた鍛え肌に匂口の沈んだ直刃調の刃文を焼くという地味な作風から脱却し、地刃ともに明るく冴えて垢抜けた作風へと劇的な転換を遂げました。その作風は、安吉ら多くの優れた門弟たちによって継承され、筑前鍛冶の黄金時代が築かれたのです。
本展覧会では、左文字の代表作である《太刀 銘)筑州住左(江雪左文字)》、および《短刀 銘)左/筑州住(太閤左文字)》をはじめとする 初期から円熟期に亘る太刀、刀、短刀の名品を一堂に展観します。あわせて左文字の先達である良西、入西、西蓮国吉、実阿の作品や、門下の安吉、行弘、国弘、吉貞などの作も加えたおよそ50口余りにより、鎌倉時代から南北朝時代における筑前鍛冶の伝統と革新の様相に迫ります。」

■ 筑前左文字の名刀
■ 1月12日から2月11日まで開催
■ 刀剣博物館 : 東京都墨田区横網1-12-9
■           03-6284-1000
https://www.touken.or.jp/museum/exhibition/exhibition.html
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静岡県三島市の佐野美術館では「REBORN 甦る名刀」を開催、 
 【重要文化財 刀〈名物義元左文字〉】
 【脇指 銘)吉光〈名物鯰尾藤四郎〉】
 【刀 無銘〈号燭台切光忠〉】
 【脇指 無銘〈名物獅子貞宗〉】
 【刀 無銘〈名物 織田左文字〉】
など、国宝・重要文化財を含む刀剣類約50点を展示します。

「日本刀の輝きは、時代を超えて人々を魅了してきました。
しかし長い歴史の中で、大坂城落城、明暦の大火、関東大震災など、戦乱や天災に巻き込まれ、焼けただれ、鉄の塊となってしまった名刀も多くありました。
名刀と呼ばれる刀剣は、ある時は特別な霊力を秘める宝物であり、ある時は権力の象徴でした。それゆえ日本人は、焼き直しという手法で傷ついた刀剣に再び命を吹き込み、今日まで伝えてきました。現在では文化財保護の観点も視野に入れ、この試みが続けられています。
本展では約50件の刀剣をご紹介します。様々な困難をくぐり抜け、今また美しい光を取り戻した刀の物語です。」

■ REBORN 甦る名刀
■ 1月7日から2月24日まで開催  ※ 会期中一部展示替えアリ
■ 佐野美術館 : 静岡県三島市中田町1-43
                          055-975-7278
http://www.sanobi.or.jp/exhibition/reborn_sword_2018/
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東京都台東区の東京国立博物館では、本館5室・6室 において、「武士の装い 平安~江戸」を開催、
 【国宝 短刀 相州行光】
 【重要文化財 黒韋包金桐文糸巻太刀】 
 【重要文化財 刀 伝 長船元重】
 【太刀 青江次吉】
をはじめ、刀剣・刀装・甲冑・装束など33点の作品を展示します。

「鎌倉時代から江戸時代までの武士が用いた、刀剣・刀装・甲冑・馬具・装束や武士の肖像画・書状などを展示します。
刀剣は、加賀・前田家に伝来した相州行光の短刀とその合口など、刀身に刀装が付属するものは同時に、さらに糸巻太刀など様々な形式や時代の刀装を展示します。
甲冑は、白と紅の威糸を巧みに調整して日の丸をあらわした『白糸威胴丸具足』など、大鎧、胴丸、当世具足の各種の作品や兜を展示します。」

■ 武士の装い 平安~江戸
■ 平成31年1月2日(水)から3月10日(日)まで開催
■ 東京国立博物館 : 東京都台東区上野公園13-9
              03-3822-1111
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=5683
重要文化財 黒韋包金桐文糸巻太刀