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8月 4, 2013の投稿を表示しています
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静岡県三島市の 佐野美術館 では、「 生誕200年記念 清麿展」 を開催、【太刀 銘)為窪田清音君 山浦環源清麿製】 【 大小 銘)源清麿】 など約50点を展観します。 「源清麿は、幕末に活躍した日本刀の名匠です。 清麿の魅力は、澄んだ地鉄の柔らかさと、刃文の躍動感にあります。 澄んだ地鉄は 良質の鉄を使い、その鉄の性質を十分に活かす熟練した腕を、刃文の躍動感は 作刀に生涯をかけた清麿という刀工の心意気を感じさせます。 清麿は文化10年(1813)信州小諸藩の郷士の次男として生まれ、兄の影響で作刀を始めました。婿養子に入り一男をもうけましたが、刀への情熱を捨てきれず、妻子を郷里に残し江戸に出て、作刀修行に邁進しました。そして清麿の刀は多くの人々の求めるところとなったのです。 しかし人気絶頂の中、嘉永7年(1855)清麿は四谷の自宅で自らの命を絶ちました。 その原因については多くの憶測が飛び交いましたが、今なお謎のままです。 清麿が18歳で作刀の道に入り42歳で自ら死を選ぶまで、ひたすらに歩み続けた刀の道。その中で生み出された選りすぐりの名刀約50点を一堂に展示します。」 ■ 生誕200年記念 清麿展 ■ 8月31日から10月6日まで ■ 佐野美術館 : 静岡県三島市中田町1-43            055-975-7278 http://www.sanobi.or.jp/exhibition/kiyomaro_2013/
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千葉県佐倉市の 国立歴史民俗博物館 では、企画展示 「時代を作った技 中世の生産革命」 を開催、【太刀 伝国行】 【短刀 銘)綱家作】 など中世の作品約900点を展示しています。 「本展示では 中世のもの作り、即ち中世の技術とそれを支えた職人達の実像に迫ります。 近年の発掘調査の成果により、個々の道具や工房だけでなく、京都や鎌倉などの都市や 流通拠点での生産状況、中世のコンビナートと呼ばれ、様々な業種の人々が集まっていた 茨城県東海村の村松白根遺跡の様な職人の村など、生産の場も判明してきています。 最新の研究成果を盛り込みながら、文献史学・考古学・民俗学・美術史学・分析化学などの多視点からの検討を重ね、新しい中世の技術史像を描きます。 」 ■ 時代を作った技 中世の生産革命 ■ 9月1日まで開催 ■ 国立歴史民俗博物館 : 千葉県佐倉市城内町117                     043-486-0123 http://www.rekihaku.ac.jp/index.html
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神奈川県鎌倉市の 鎌倉国宝館 では、「国宝 鶴岡八幡宮古神宝」 を開催、【国宝 沃懸地杏葉螺鈿太刀】 など、同宮が守り伝えてきた神宝を一堂に展示します。 「鎌倉の象徴、鶴岡八幡宮は康平6年(1063)に、源頼朝5代の先祖である源頼義が 鎌倉由比ヶ浜に八幡神を勧請したことを起源とします。 同宮は治承4年(1180)に、頼朝が現在の地に遷座した後は、源氏の氏神としてだけでなく、武門の守護神として、または関東の鎮守として現在まで篤い信仰を集めています。  文治3年(1187)より始修されたかつての放生会は、現在は例大祭として毎年9月15日に挙行され、同宮のもっとも重要な祭礼として位置付けられています。 年に一度の本展は、800年の伝統を今に伝えるこの例大祭の時期に合わせて、同宮が守り伝えてきた神宝を一堂に展示します。 この機会に鶴岡八幡宮が誇る歴史と美をどうぞごゆっくりご鑑賞ください。」 ■ 国宝 鶴岡八幡宮古神宝 ■  8月8日から9月16 日まで開催 ■  鎌倉国宝館 :神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-1           0467-22-0753 http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/25-08koshinpou.html
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東京都日野市の 日野市立新選組のふるさと歴史館 では、新選組誕生150年記念 巡回特別展 「新選組誕生と清河八郎」 を開催、【刀 銘)雲集藩藤原長信作之】 など、清河八郎や新選組、新徴組の資料を展示しています。 ■ 新選組誕生と清河八郎 ■ 9月23日まで開催 ■ 新選組のふるさと歴史館 : 東京都日野市神明4丁目16番地1                    042-583-5100 http://www.city.hino.tokyo.jp/shinsenr/
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兵庫県神戸市の 香雪美術館 では、開館40周年記念名品展 「刀剣編 武士の装い」 を開催、【重要美術品 短刀 銘)国光】 【重要美術品 太刀 銘)行真】 など 刀剣、刀装具、甲冑類の名品を展示します。 「開館40周年記念名品展は、ジャンル別に4期に分け、第2期は刀剣編を開催します。 本展では、重要文化財の太刀 銘)吉家作 (平安時代)、重要美術品 色々糸威腹巻 (室町時代)をはじめとする刀剣、刀装具、甲冑類の名品を展観致します。 武家の装いに込められた質の高い美意識をご鑑賞ください。」 ■ 刀剣編 武士の装い ■ 8月22日から9月16日まで開催 ■ 香雪美術館 : 兵庫県神戸市東灘区御影郡家2丁目12-1            078-841-0652 http://www.kosetsu-museum.or.jp/
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和歌山県和歌山市の 和歌山県立博物館 では、スポット展示 「日本刀鑑賞入門 よみがえった赤羽刀」 を開催、【刀 銘)紀伊国康広】 など、和歌山ゆかりの赤羽刀を展示しています。 「大東亜戦争後、日本を占領していた連合国軍に没収された刀剣は、当時 東京の赤羽にあった連合国軍の倉庫に保管されたため、赤羽刀 と呼ばれています。 これらは後に日本政府へ返還されましたが、大半は元の所有者がわからず、そのまま国で保管されてきたのです。 ところが 戦後50年たった平成7年から、全国の公立博物館などに譲り渡され、広く活用されることとなりました。 和歌山県立博物館では、和歌山ゆかりの刀剣など 計43点を譲り受け、順次研直しなど 修復を進めています。」 ■ 日本刀鑑賞入門 よみがえった赤羽刀 ■ 9月1日まで開催 ■ 和歌山市立博物館 : 和歌山県和歌山市湊本町3丁目2番地                073-423-0003 http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/