東京都世田谷区の静嘉堂文庫美術館では、企画展「日本刀の華 備前刀」を開催、
 【重要文化財 太刀 銘)高綱 附 朱塗鞘打刀拵】
 【重要文化財 太刀 銘)五月六日友成〈嘉禎友成太刀〉】
 【重要文化財 太刀 銘)附 黒糸巻柄突兵拵】
 【太刀 銘)守利(金象嵌)本多平八郎忠為所持之】
など、重要文化財4振りを含む 在銘作約30振りを展示します。
 
「日本刀の主要製作地のうち、備前は、上質な原料や水運の利に恵まれ、平安時代より優れた刀工を輩出し、圧倒的な生産量を誇ったことから、今日刀剣王国と称されています。備前刀の特徴は、『腰反り』の力強い姿と、杢目を主体とした精緻な地鉄に、『丁子乱』と呼ばれる変化に富んだ刃文とされています。その豪壮にして華やかな作風は、鎌倉武士や戦国武将たちをはじめ、多くの人々を魅了してきました。
本展では、備前刀の宝庫として知られる静嘉堂の蔵刀を中心に、重要文化財4振、重要美術品11振を含む在銘作約30振を精選し、古備前と呼ばれる初期の刀工群から、一文字・長船・畠田・吉井・鵜飼など各流派による作風の展開をたどっていきます。
あわせて、江戸時代に幕府の御用をつとめた後藤家歴代とその門流(脇後藤)による刀装具を展示します。」

■ 日本刀の華 備前刀
 4月13日から6月2日まで開催
 静嘉堂文庫美術館 : 東京都世田谷区岡本2-23-1
               03-3700-0007
http://www.seikado.or.jp/exhibition/next.html

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