岡山県瀬戸内市の備前長船刀剣博物館では、特別展「備前刀×美濃刀 長きに続く日本刀の聖地」を開催、
 【太刀 銘)備州長船住元重】
 【太刀 銘)国宗】
 【脇指 銘)備州長船盛景】
 【太刀 銘)備州長船住兼光】
 【刀 無銘(伝直江志津)】
 【脇指 銘)和泉守兼定作】
 【刀 折返銘)氏貞】
 【刀 銘)兼元】
など、備前/美濃の刀剣類37点を展示しています。

「中世において日本刀の主な生産地としては、相模国(神奈川県)・美濃国(岐阜県)・山城国(京都府)・大和国(奈良県)・備前国(岡山県)の五ヶ所が有名です。その中でも美濃国と備前国の両国は、「東の美濃、西の備前」と呼ばれ、全国屈指の日本刀生産地として名を馳せており、現在でも日本刀の製作が続けられています。
美濃国での日本刀の生産の中心地は、現在の岐阜県関市。美濃の日本刀生産の最盛期は織田信長が美濃を制圧した戦国時代で、二代目兼定や 関の孫六 と呼ばれた兼元などの名工が活躍しました。また備前国では、鎌倉時代から福岡一文字派や長船派に代表される名工が、現在の岡山県瀬戸内市を中心とした地域で日本刀を造り続けていました。
今回の展示では、この長きにわたり日本刀を製作していた関と長船の刀を通じて、両市に根付いた日本刀の文化や歴史に迫ります。」 

■ 備前刀×美濃刀 長きに続く日本刀の聖地
■ 9月8(日)まで開催
 備前長船刀剣博物館 : 岡山県瀬戸内市長船町長船966
                 0869-66-7767
http://www.city.setouchi.lg.jp/token/tenji/index.html

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