京都府京都市の 京都国立博物館 では、特別展覧会 「細川家の至宝-珠玉の永青文庫コレクション-」 を開催、【国宝 太刀 豊後行平】【重要文化財 太刀 守家造】 など、350余点(前期展示を含む) を展示しています。

重要文化財 豊後行平
慶長5年(1600)の関ヶ原合戦を控え、石田三成軍に攻められ、丹後田辺城に籠城した細川幽斎は、古今伝授を伝える数少ない人物であったため、その死をおそれた後陽成天皇は、烏丸光広らを勅使として田辺城に遣わし、勅命による講和を促した。 講和が成立し、その労を謝して、幽斎から烏丸光広に贈られたのが、この 豊後国行平作の太刀 と伝える。 行平は平安時代から鎌倉時代初期に 豊後国(大分県)に住した刀工で、九州・英彦山の 僧定秀 の弟子といわれる。烏丸家から出たものを細川護立が見出して収蔵に加えた。

■ 細川家の至宝-永青文庫コレクション
11月23日まで開催
京都国立博物館 : 京都市東山区茶屋町527
                                075-525-2473
http://hosokawa2011.exh.jp/

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