東京都港区の サントリー美術館 では、開館50周年記念 「美を結ぶ。美を開く。Ⅳ 南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎」 を開催、【重要文化財 泰西王侯騎馬図屏風】 の他 【南蛮模様鐔】 などを展示しています。

『重要文化財 「泰西王侯騎馬図屏風」は、桃山時代から江戸時代初期の 初期洋風画の傑作として 世に知られています。 この屏風は、もとは 福島・会津城の障壁画 であったと伝えられてきました。 描いたのは、イエズス会の神学校であるセミナリオにおいて キリスト教と共に西洋画法を学んだ 日本人の絵師と推定されています。 その画面描写には、当時の西欧の画家たちが身につけていた遠近法や 陰影法を、積極的に学んだ跡が見受けられます。しかし、この屏風の制作の経緯については、今もなお、大いなる謎が残されているといってよいでしょう。
また同時代の 南蛮漆器、南蛮屏 風などの南蛮美術も 一堂に展示します。 これらの南蛮美術は、西洋と東洋の出会いが生み出した 稀有な作品群と言えるでしょう』

■ 南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎
   12月4日まで開催
   サントリー美術館 : 東京都港区赤坂9-7-4
                              東京ミッドタウン ガーデンサイド
    03-3479-8600
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/11vol05/index.html

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