奈良県明日香村の 奈良文化財研究所 飛鳥資料館 では、春期特別展 奈良文化財研究所創立60周年記念 「比羅夫がゆく-飛鳥時代の武器・武具・いくさ-」 を開催、【重要文化財 高松塚古墳出土刀装具】【稲古舘古墳出土装飾大刀】 など、飛鳥時代の武器と武具を展示します。

「飛鳥に都が置かれた7世紀は、中国的な 中央集権国家樹立をめぐる 動乱の時代でもありました。 百済復興をめぐる唐・新羅との戦い、版図拡大の過程での 蝦夷や粛慎ら北方集団との紛争、さらに古代史上最大の内乱である 壬申の乱など、さまざまないくさがおこなわれました。 そうしたこの時代、朝鮮半島や北方でのいくさに、一人の将軍が関わったことが 日本書紀に記載されています。 阿倍引田臣比羅夫です。 今回の特別展では、近年、資料の蓄積が進む 出土武器・武具 を展示すると共に、彼がみたであろう 北方地域の武器との比較や、唐より新しく伝わった 武器の受容のあり方を通して、飛鳥時代の武器と武具、そして戦いの特徴を考察します。」

■ 比羅夫がゆく-飛鳥時代の武器・武具・いくさ-
4月14日から6月3日まで開催
飛鳥資料館 : 奈良県高市郡明日香村奥山601
0744-54-3561
http://www.nabunken.go.jp/asuka/topics-h24.html#topic119

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