愛知県名古屋市の 徳川美術館 では、第1展示室において 「武家のシンボル 武具・刀剣」 を開催、【国宝 太刀 銘)正恒 徳川吉宗下賜・徳川宗睦(尾張家9代)拝領】 【刀 銘)村正 徳川家康所持(駿府御分物)】など、57点を展示しています。

「大名はいうまでもなく武士であり、その集団の長であったから、泰平の世の江戸時代にあっても、常に軍備を怠ってはならなかった。 大名家の武器武具は 単なる戦闘実用品ではなく、同時に「武士の心根」を表わす様に、美しく 気品に満ちていることが必要だった。 中でも刀剣は「武士の魂」と言われる通り、武士の精神の象徴として大切にされ、最も高い格式を持ち、公式の贈答品の筆頭ともされた。 大名の甲冑は、一軍の大将の着用品である。 武威と気品に満ち、贅を尽し技術の粋を集めて、はた目にも美しく見えるように作られた。」

■ 武家のシンボル 武具・刀剣
10月8日まで開催
徳川美術館 : 愛知県名古屋市東区徳川町1017
           052-935-6262
http://www.tokugawa-art-museum.jp/index.html

国宝 太刀 銘)正恒

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