愛知県名古屋市の 名古屋市博物館 では、常設展尾張の歴史 「尾張の刀剣」 を開催、【刀 銘)飛騨守藤原氏房】【脇指 銘)秦光代】 などを展示しています。

「尾張における刀工は、室町時代に隣国の美濃から 山田郷や志賀村(名古屋市北区内)に移り住んだとされる刀工達が最初となります。 その後 織田信長が本拠地としていた清須に、美濃から刀工たちが集まり 作刀していました。 名古屋城築城と名古屋遷府による清須越で、彼らも名古屋へ移り住みました。 この頃に活躍した刀工に、氏房・信高・政常 がいます。 彼らは美濃から移ってきた刀工ですが、技量に優れ、尾張を代表する刀工として 全国的に名を馳せています。 この3人は江戸時代を通じて名前が代々継がれていきます。 もちろん彼ら以外にも、名古屋には多数の刀工が居住しており、活躍していました。
今回の展示では、館蔵品の中から、氏房・信高・政常の3人の作品をはじめ、7人の刀工の作品を展示します。」

■  尾張の刀剣
12月16日まで開催
名古屋市博物館 : 愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1
             052-853-2655
http://www.museum.city.nagoya.jp/owarikatana2012.html

脇指 伯耆守藤原信高

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