大分県宇佐市の 大分県立歴史博物館 では、平成24年度企画展 「おおいたと日本の名刀」 を開催、【太刀 銘)豊後国行平作】 【短刀 銘)豊後国紀新大夫安吉】 など、平安末期から幕末の豊後刀32振り、関連資料など約50点を展示しています。

「日本刀は、折り返し鍛錬や焼き入れなど、我が国独自の技術で作られた優れた刀剣で、三種の神器  の一つに数えられる 神聖性を併せ持つものでもあります。 日本刀の歴史は 平安時代の中頃から始まりますが、とりわけ古い歴史をもち、数多くの名刀が生み出された 備前・山城・大和・相模・美濃 の5ヵ国は、現在 五ヶ伝 と呼ばれています。
郷土大分は、この五ヶ伝と並ぶ歴史を有し、鎌倉時代初期の 行平 をはじめとする多くの名工を輩出した 日本刀の一大産地でした。 高田庄を拠点として、室町時代には 平長盛 や 平定盛 といった平姓を名乗る刀工集団が、そして江戸時代にはいると、藤原貞行 や 藤原行長 など、藤原姓を名乗る刀工集団が活躍しました。 近年こうした大分の刀工集団の作品は、その評価が見直されつつあります。
今回の企画展では、日本を代表する名刀と共に、大分の名刀を多数展示し、大分の刀の歴史とその魅力を判りやすく紹介します。」

■ おおいたと日本の名刀
4月21日まで開催
大分県立博物館 : 大分県宇佐市高森字京塚1
              0978-37-2100
http://kyouiku.oita-ed.jp/rekisihakubutukan-b/2013/01/post-85.html

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