三重県伊勢市の 神宮徴古館 では、特集展示 「平成の奉納刀剣展」 を開催、【太刀 銘)眞長】【太刀 伝)龍門】【脇指 銘)越中守正俊】 など計23振りを展示します。

日本刀は「武器」「芸術品」「霊器」として、我が国の精神文化を象徴しています。 伊勢の神宮では 20年に一度の式年遷宮において、神宝として御太刀が60柄調進されます。 また式年遷宮の斎行に奉祝して 皇室から御奉納があり、 歴代の德川将軍家からも 将軍就任の折などにも恒例として太刀が奉納されました。
当館では 平成17年から21年の5年間「神宮の刀」と題して こうした刀剣類を展示し、文化財としての価値と共に、刀剣の奉納に込められた「心」の在り方を明らかにしてきました。 またこれらの展示を契機に、近年多くの篤志家より刀剣が神宮に奉納されました。
本展覧会では こうして新たに奉納された刀剣類を厳選してご覧いただく機会とし、大御神に寄せられる崇敬の誠を明らかにする文化財として公開します。」

■ 平成の奉納刀剣展
  3月20日から6月2日まで開催
  神宮徴古館 : 三重県伊勢市神田久志本町1754-1
            0596-22-1700
http://www.isejingu.or.jp/museum/chokokan/tenji.html

刀 銘)三善長道
 

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