茨城県水戸市の 茨城県立歴史館 では、一橋徳川家記念室において 「武具・刀剣」 を開催、一橋徳川家伝来の刀剣、及び武具を紹介しながら、武士にとっての武の装いを考えます。

「一橋徳川家は、徳川将軍家の身内の扱いであり、そのため所持する道具類は、将軍家に相当すると言って過言ではありません。その道具類のうち 刀剣は贈答用、儀礼用として表道具の最たるものでした。
一橋徳川家の刀剣は、まず江戸幕府を開いた徳川家康が、膨大な数量の名刀を蒐集したことに始まります。さらに 第八代将軍吉宗 は、一橋徳川家を創設するにあたり,初世宗尹に将軍家伝来の名刀を分与しました。 それが今日伝わる一橋徳川家の刀剣群の原形です。 以後歴世当主の就任などを契機に、さらに刀剣の下賜が続きました。 また刀剣には、れを納めるものが必要です。 華やかな装飾を施した束や鞘、収納する刀袋、あるいは刀剣を備える刀掛けなどは、刀剣の外装を美しく引き立てました。
さらに 一橋徳川家 第六世慶昌 の 具足始め の儀に際して用いられた甲冑、及びその関係文書を紹介します。
武家を武家たらしめる武具・刀剣について、その美しさの一端を紹介いたします。」

■ 武具・刀剣
5月6日まで開催
茨城県立歴史館 : 茨城県水戸市緑町2-1-15
              029-225-4425
http://www.rekishikan.museum.ibk.ed.jp/03_tenji/tokugawa/untitled_000.htmtouken.htm

脇指  銘)長曽祢興里入道乕徹
 
 

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