神奈川県横浜市の 馬の博物館 では、特別展 「鎌倉時代の馬と道-畠山重忠と三浦一族-」 を開催、【金銅装呑口式腰刀拵】 など、鎌倉幕府を作った人々と 馬の関わりを示す品々を紹介しています。

「畠山重忠は、馬に関するさまざまな伝説にいろどられています。 上洛の軍勢の中に、名馬「生唼(いけずき)」がいることを鳴き声だけで当て、宇治川合戦では射られた馬をつかみながら大串次郎を川岸へ放り投げます。 一の谷合戦では、馬を背負って崖を駆け降りたといわれています。
また三浦一族の佐原義連は、一の谷の坂落としをためらう武士を尻目に、先陣を切ります。
畠山・三浦両氏に、このような馬のエピソードがあるのは偶然かもしれませんが、どちらも桓武平氏の流れをくみ、それぞれ武蔵・相模の国務を担当するという共通面を持っています。
このたびの特別展では、畠山・三浦氏に関する資料を中心に、鎌倉幕府を作った人々と馬の関わりをご紹介いたします。」

■ 鎌倉時代の馬と道-畠山重忠と三浦一族-
4月27日から6月9日まで開催
馬の博物館 : 神奈川県横浜市中区根岸台1-3
           045-662-8105
http://www.bajibunka.jrao.ne.jp/U/20130325.html

金銅装呑口式腰刀拵


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