東京都渋谷区の 日本美術刀剣保存協会 刀剣博物館 では、平成25年新作名刀展 「現代の刀工と刀職」 を開催、【太刀 松田継泰作】 【太刀 上畠宗泰作】 など刀剣類20余振りを展示しています。

「当協会では、日本刀の製作技術の保存と向上をはかるため、作刀・刀身彫・彫金の3部門に分けて 新作刀審査会を毎年開催しています。 本展では各部門の入賞・入選作と、重要無形文化財保持者と 無鑑査の方々の作品を加えて展示しております。
刀匠達は 日本の伝統的な鉄文化の一翼を担うべく研究に励み、古作を踏まえて、更に新味と個性を表現しようと努力しています。 作刀には 日刀保たたら の玉鋼が使われ、名作を誕生させる原動力となっています。 刀身彫刻は刀身との調和を考え、美術性をより高めようと研鑽しています。 彫金の部は 江戸時代の肥後・京・江戸の金工を手本とし、互いに切磋琢磨しています。
本展により、伝統工芸の高度な技術を継承する 入魂の技 をご清鑑いただき、日本刀の将来の発展のため、さらなるご理解を賜りますよう願うものであります。」

現代の刀工と刀職
6月16まで開催
刀剣博物館 : 東京都渋谷区代々木4丁目25-10
         03-3379-136~8
http://www.touken.or.jp/museum/index.html

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