東京都渋谷区の 日本美術刀剣保存協会 刀剣博物館 では、特別展 「鉄の華 鉄鐔と所蔵の指定文化財」 を開催、【国宝 太刀 銘)国行(来)】 【重要刀剣 短刀 銘)清綱】 など刀剣類10振り、刀装具119点を展示しています。

「武器として生まれた日本刀は、時代の需要に応じ 最高の技術を以て製作されてきました。 しかしそれは単なる機能性の追求ではなく、製作の隅々まで繊細な美意識に基づいたものであり、日本刀は比類なき鉄の文化財と称されています。
また外装製作においては 鉄鐔の歴史がとみに長く、刀身同様時代や流派、作者によりその表情は様々であり、掌中ほどの世界に無限の魅力を秘めています。
本年は当協会設立65周年にあたり、「鉄の華」と唱い 特別展を開催いたします。 刀剣は当館が所蔵する国宝・重要文化財全てを一挙公開し、鉄鐔においては南北朝時代から江戸時代まで、各流派各作家百点余の構成となっております。 また併せて金工作家による鉄素材作品のコーナーも設けました。
この機会に日本刀に携わってきた工人達が、鉄を駆使し、鉄に込めた思いと芸術を感じとっていただければ幸甚です。」

鉄の華 鉄鐔と所蔵の指定文化財
11月10日まで開催
刀剣博物館 : 東京都渋谷区代々木4丁目25-10
         03-3379-136~8
http://www.touken.or.jp/museum/index.html

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