静岡県掛川市の 二の丸美術館 では、企画展 「木下コレクションⅡ 細密工芸 江戸職人の技」 を開【桐鳳凰図鐔】 【粟穂図揃金具】 をはじめとする 鐔や縁頭などの刀装具を展示しています。

「武士が刀剣に命を託す時代にあっては、刀剣そのものが常に技術的進歩を遂げていきますが、世も太平となった元禄以降、武士の関心は刀の装飾部分へと向けられていきます。 刀装具の細部をみると、個々の刀剣を持つ武士の好みを反映するようになっており、限られたわずかな面積の中の凝ったデザインといい、細工の妙といい、その匠の技には只々驚くばかりです。
今回の展覧会では、三所物といわれる同図同作で揃えられた目貫・笄・小柄 をはじめ、鐔や縁頭などの刀装具を中心に、男性の粋を演出した印籠、女性の装身具である櫛・かんざし・笄を同時に展示いたします。」

■ 木下コレクションⅡ 細密工芸 江戸職人の技
 2月16日まで開催
 掛川市 二の丸美術館 : 静岡県掛川市掛川1142-1
                 0537-62-2061
http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kankou/event/ninomarutenran.html

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