京都府京都市の 清水三年坂美術館 では、企画展 「よそおいの細密工芸」 を開催、刀装具を始め、印籠・髪飾り・帯留・カフス・指輪など、江戸から明治にかけて作られた装身具を展示しています。

「江戸から明治にかけての時代は、金工、漆芸、彫刻などの手工芸の分野において、技法的にも芸術的にも頂点に達していた時代と言えます。 しかし明治になると、武家社会の崩壊と生活様式の西洋化にともない、製作に携わっていた多くの職人達が失業してしまいます。
そうした中、懐中時計や帯留、指輪といった新しい装身具の需要が生まれ、優れた人材がこの市場に活路を求めました。 そこには、江戸時代までに培われた 一流の技術や感性が遺憾なく発揮され、花鳥風月や遊び心が表現された魅力的な作品が数多く生み出されました。
人々の装いに華をそえた名品の数々をご高覧下さい。」

■ よそおいの細密工芸
 2016年2月14日まで開催
 清水三年坂美術館 : 京都市東山区清水寺門前三寧坂北入
                 清水三丁目337-1
                 075-532-4270
http://www.sannenzaka-museum.co.jp/kikaku.html

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