岐阜県関市の 関鍛冶伝承館 では、企画展 「春日神社と関鍛冶」 を開催、
 【刀 銘)濃州関住兼常 / 文禄五年十二月吉日 春日神社蔵(岐阜県指定文化財)】
 【刀 銘)奉籠春日大明神 美濃関備中守藤原清宣 春日神社蔵(岐阜県指定文化財)】
 【脇指 銘)丹波守照門 春日神社蔵(関市指定重要文化財)】
など、春日神社にまつわる刀剣類を展示しています。

「関鍛冶伝承館の東に鎮座する春日神社は、大和国(現奈良県)から関に移住してきた刀鍛冶によって、奈良の春日大社の分霊を祀られたものとされ、関鍛冶の総氏神として繁栄してきました。
春日神社と関鍛冶の歴史は古く、『春日大明神勧請覚』によると、正応元年(1288年)に刀鍛冶・千手院兼永によって勧請されたとされます。また、室町時代から江戸時代にかけて、春日神社の祭礼では関鍛冶による神事能が執り行われ、さらに、関鍛冶が作刀した刀剣が数多く寄進されるなど、春日神社と関鍛冶の間には強い繋がりがあったことが伺えます。
本企画展では、春日神社所蔵の奉納刀を中心に展示し、春日神社と関鍛冶の繋がりを紹介します。」

■ 春日神社と関鍛冶
5月21日まで開催
関鍛冶伝承館 : 岐阜県関市南春日町9-1
             0575-23-3825
http://www.city.seki.lg.jp/kanko/0000001558.html
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