島根県益田市の 島根県立岩見美術館 では、企画展「石見の戦国武将-戦乱と交易の中世-」を開催、
 【重要文化財 刀 額銘)来国光切付銘埋忠磨上之】
 【重要文化財 太刀 銘)了戒】
などを含む美術工芸品や古文書約100展を展示します。

「武士が勢力を伸ばし、鎌倉幕府、室町幕府などの武士政権が列島を支配した中世(平安時代末~安土桃山時代)は大小の戦乱が起こった時代でした。石見国でも、益田氏・三隅氏・吉見氏など複数の武将が並び立ち、しばしば権益をめぐる争いが生じていました。一方でこれらの武将たちは、京都の足利将軍や隣国の大名大内氏・毛利氏とわたりあう中で、手を結び交互に協力することもありました。彼らの活躍の背景には、日本海を通じた交易・交流による石見国と海外(朝鮮、中国、東南アジアなど)とのつながりがありました。領内の産物をもとに朝鮮や蝦夷地(北海道)の貴重な産物を入手していた益田氏のように、武将達は武略だけでなく交易にも深く関わっていたのです。
本展では武将たちの奮闘の様子を物語る古文書や、彼らの高い美意識をうかがわせる美術工芸品など国宝1点、重要文化財5点を含む約100点により、石見国内で最も有力であった益田氏を中心に、石見の戦国武将の歴史と文化を紹介します。」

■ 石見の戦国武将 戦乱と交易の中世
9月30日から11月13日まで開催
島根県立岩見美術館 : 島根県益田市有明町5-15
                 0856-31-1860
http://www.grandtoit.jp/museum/iwami_sengokubusyo
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