岐阜県関市の 岐阜県博物館 では、特別企画展「兼定 刀都・関の名工」を開催、
 【刀 銘)兼定】
 【小太刀 銘)濃州住関住人兼定】
 【刀 銘)濃州関住兼定作】
 【刀 銘)濃州関住兼㝎】
 【短刀 銘)兼㝎】
 【脇指 銘)和泉守藤原兼㝎作】
 【刀 無銘 号鳴神兼㝎】
など、刀剣類48点を展示しています。

「関は古くから刃物産地として知られ、中世以来、多くの刀鍛冶が活躍してきました。
中でも『関の孫六の三本杉』で知られる兼元と「最上大業物」に位置付けられた和泉守兼定は、美濃刀工の二大ブランドであり、両名跡とも同銘の刀工を多く輩出しています。
戦国時代以降、優れた作刀技術を乞われて各地に招聘された関鍛冶は全国に活動の場を広げました。また兼定は、16世紀半ば以降、同名工が会津(福島県)に移って明治まで十一代が継承されました。これら兼定銘の刀剣は歴史をにぎわせたときどきの勇者名士に愛蔵され、日本史上に彩りを添えました。
本展は、現代も刃物のまちとして知られる刀都・関に兼定作刀が一堂に会する初の機会です。
特に、兼定銘きっての名工として知られる『ノサダ』の作品が県内外から多数出品されるとともに、会津兼定十一代の作品もまとまって出品されるので、必見です。」 

■ 兼定 刀都・関の名工
■ 6月24日まで開催
 岐阜県博物館 : 岐阜県関市小屋名1989
             0575-28-3111
http://www.gifu-kenpaku.jp/kikakuten/kanesada/
http://www.gifu-kenpaku.jp/kikakuten/kanesada/

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