岡山県岡山市の林原美術館では 企画展「サムライの纏うもの」を開催、
 【刀 銘)備前国住長船次郎左衛門尉勝光】
 【朱子語類文字象嵌鐔 後藤一乗作】
など、武士が纏ってきた刀剣や甲冑、装束などを展示しています。

「しがらみに纏わり付かれながら、信念を貫いたサムライは、生きるために様々なものを纏ってきました。着飾った装束や甲冑、陣羽織に始まり、火事の時には火事装束を身に纏って陣頭指揮を執っていました。また、物腰には所有者の教養の高さと精神性を、身だしなみを整える上で香を、戦に出たときのお守りとして御刀に神仏の加護を纏いました。さらに、嗜みとして、様々な古典を学び、芸能や武術にも長けていました。
これらの自身が纏うものに加え、馬に纏わせた鞍や鐙、火縄銃や御刀を保護するための鉄砲筒や刀筒も展覧いたします。
こうした、サムライたちが纏ってきたものをご覧いただくことで、今我々が纏っているものの意味を考える場を提供することができれば幸いです。」

■ サムライの纏うもの
■ 6月17日まで開催
■ 林原美術館 : 岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
          086-223-1733
http://www.hayashibara-museumofart.jp/data/406/exhibition_tpl/

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