鳥取県米子市の米子市美術館では、伯耆国 大山開山1300年祭特別企画 平成30年度 米子市美術館 特別共催展Ⅱ「大山山麓の至宝 大山ゆかりの刀を中心に」を開催、
 【重要文化財 太刀 銘)安綱】
 【重要文化財 短刀 銘)備州長船住兼光】
 【重要美術品 太刀 銘)安綱】
 【鳥取県保護文化財 無銘 古伯耆】
など、大山ゆかりの刀剣や史料を展示します。

「中国地方最高峰・大山は鳥取県西部、伯耆国の中央に位置し、周辺の因幡、出雲、美作などの国々からも遠望できる山岳です。 平安時代には大山北側に地蔵信仰を核とし、3院から構成される天台宗の大山一山が成立し、山岳修験の霊地として都にも知られる存在となりました。こうした大山における歴史的展開は、大山寺や大神山神社の建造物、仏像、工芸品や歴史資料などからうかがい知ることができ、その多くが指定文化財となっています。
また、この地域では古くから、大山山麓で産出する砂鉄を使用し、鉄穴流しとたたら製鉄で鋼を生産していました。こうした背景のもと、平安時代には、反りのある日本刀では日本最古級の名匠として知られる刀工・伯耆安綱を輩出しました。
本展は、大山開山1300年を機に、大山を中心に古代から現代へ連綿と続くこうした地域の歴史や文化の一端をひもといていくことによって、あらためて大山がもたらす恵みを知り、地域の良さを見直すものです。」

■ 大山山麓の至宝 大山 ゆかりの刀を中心に
7月29日から8月26日まで開催
米子市美術館 : 鳥取県米子市中町12番地
            0859-34-2424
http://yonagobunka.net/p/yonagobunka/y-moa/news/3/
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