滋賀県彦根市の 彦根城博物館 では、特別展「長曽祢虎徹  新刀随一の匠」を開催、
 【重要文化財 刀 銘)長曽祢興里入道乕徹】
 【重要文化財 刀 銘)住東叡山忍岡辺長曽祢虎入道 】
 【福井県指定文化財 刀 銘)長曽祢興里入道乕徹】
 【重要美術品 脇指 銘)乕徹入道興里】
 【阿古陀形十二間鉄錆地筋兜 銘)越前住長曽祢三右衛門尉利光作】
 【梅樹透鐔 銘)長曽祢當則作】
など虎鉄(乕鉄)の作品を中心に展示をします。

「江戸時代前期の刀工・長曽祢虎徹は、 彦根の長曽根村に起源をもつとされる長曽祢鍛冶に連なる刀工です。長曽祢鍛冶は、甲冑や鐔などを主に製作する鍛冶集団で、虎徹も元は甲冑師として活躍していましたが、後に刀工に転向して数多くの作品を残しまし た。
虎徹作品の最大の特徴は、最上の斬味を持つと評された地鉄で、江戸時代に活躍した刀工の中でも、抜群の出来として高く評価され、新刀随一とも称されました。
彼が刻んだ銘の変化も注目したい特徴です。『虎徹』の名は、刀工に転身 した後の入道名で、初期作品の銘では、その名を『興里』とだけ表すなど、製作時期によって名前や漢字、字体が異なります。 
本展では、虎徹が製作した数々の作品を紹介し、その魅力に迫ります。 また長曽祢鍛冶の作品も併せて展示 します。
彦根ゆかりの鍛冶による鉄の技をご堪能ください。」

■ 長曽祢虎徹  新刀随一の匠
 10月26日(金)から11月25日(日)まで開催
 彦根城博物館 : 滋賀県彦根市金亀町一番一号
             0749-22-6100
http://hikone-castle-museum.jp/news/6151.html
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