岡山県瀬戸内市の備前長船刀剣博物館では、特別展「一文字と長船」を開催、
 【国宝 太刀 無銘一文字〈山鳥毛〉(10月8日~10月14日)】
 【重要美術品 太刀 銘)信房作】
 【重要美術品 太刀 銘)光忠】
 【重要美術品 太刀 銘)長光】
 【重要美術品 短刀 銘)備州長船景光】
 【重要美術品 太刀 銘)備前国住長船与三左衛門尉祐定作】
など、両派の名刀40振りを展示しています。

「備前刀の中でも、備前国の東部を流れる吉井川の流域で興った『一文字派』と『長船派』の作品は特に優れ、国宝や重要文化財に指定されているものが多くあります。
一文字派は、鎌倉時代初期から南北朝時代にかけて備前で栄え、茎には天下一の意味とも言われる一の字を刻み、豪華絢爛な丁子乱れの刃文を得意としました。
また長船派は、鎌倉中期の光忠を祖とし、彼の跡を継いだ長光の代には一門の技術力が高まり、品質の良い日本刀が数多く作られたことから、その後の備前刀の主流派として長く栄えました。
今回の特別展では、この二派の作品を通して、一大産地である瀬戸内市長船地域で作刀を行っていた刀匠たちとその技に迫ります。」

■ 一文字と長船
■ 10月27(日曜日)まで開催
 備前長船刀剣博物館 : 岡山県瀬戸内市長船町長船966
            0869-66-7767
http://www.city.setouchi.lg.jp/token/

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