東京都中央区の 松屋銀座 では、「生誕四五〇年記念 上田宗箇 武将茶人の世界展」 を開催、【仏胴腰取丸胴具足】 【緋地立浪文陣羽織】 など、秀吉・織部・家康などとの親交を示す 上田家伝来の歴史資料や 茶道具の名品 約150点を展観します。

「桃山時代、武将で茶人、かつ作陶も行った一人の人物がいました。 その名は上田宗箇(1563-1650)。 秀吉の側近大名として仕え、武士として一番槍にこだわって 勇名を馳せ、関ヶ原の合戦後、広島に移封した縁戚の浅野家で 一万七千石の客分として過ごしました。 一方、時の天下一宗匠 古田織部の直弟子として 茶の湯に深く傾倒し、共に武家の茶に相応しい価値観の創造に努め、今日まで続く 上田宗箇流茶道の礎を築きました。 宗箇は、利休の一切をそぎ落とした「わび」と、織部の多様な「へうげ」の世界を融合させ、自らの茶道具の美意識を「ウツクシキ」という言葉で語っています。 」

■ 上田宗箇 武将茶人の世界展
  12月30日から1月16日まで開催
松屋銀座 : 東京都中央区銀座3-6-1
03-3567-1211
http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/20111230_ueda.html

仏胴腰取丸胴具足 鉄黒漆塗風折烏帽子形兜付

このブログの人気の投稿