千葉県野田市の 上花輪歴史館 では、企画展 「上花輪歴史館の伝来刀剣と男のおしゃれ」 を開催、刀剣を中心に、鐔、刀箪笥、男性用装束など、帯刀御免に関わる史資料を展示しています。

「当館には、江戸時代より伝えられてきた刀剣が、十数振り収蔵されています。 何故 士農工商 で言えば「農」の高梨家に、刀剣が遺されているのでしょうか。江戸時代、上花輪村などの名主を務めると共に、醤油醸造販売業を行っていた髙梨家ですが、名主の仕事として 窮民救済にも積極的に取り組んでいました。 飢饉の際には、金銭的な援助や、常に大量備蓄していた穀物等を分け与え、また醤油安売りなど、多くの人々の生活を助け 命を救いました。 その詳細は、何冊もの『お救い帳』という形で、記録が残されています。また 幕府への上納も 行っていました。 このような功績に対し、幕府より苗字帯刀御免が 支配代官を通じて幾度も発給されています。 高梨家に刀剣が伝わっているのは、その名残なのです。」

上花輪歴史館の伝来刀剣と男のおしゃれ
12月8日まで開催
上花輪歴史館 : 千葉県野田市上花輪507番地
            04-7122-2070
http://homepage2.nifty.com/kamihanawa/page4/page4.html

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