福島県会津若松市の 福島県立博物館 では、ポイント展 「古墳時代の象嵌技術」 を開催、今から約80年前に福島市の梅本古墳から出土し、その後行方不明になっている 大刀 の装飾具を 展示しています。

「今から約80年前、福島市山口所在の梅本古墳から 一振りの大刀が発見されました。 その大刀を飾る 錆で覆われた小さな金具を調べたところ、とても美しい象嵌文様を持つものであることが 確認できました。
梅本古墳の資料は 全国でも数の少ないタイプで、県内では類例のない文様が描かれています。 小さな円文や渦巻き文は良く整っており、線と線も一定の間隔を保つなど、高い技術を持った工人の製作によるものであることが分かります。
資料の復元作業は現在も進行中ですが、今回の展示では象嵌文様を初公開するとともに、様々な方法で観察できた象嵌の技術を紹介します。」

■ 古墳時代の象嵌技術
平成25年3月3日まで開催
福島県立博物館 : 福島県会津若松市城東町1-25 TEL
              0242-28-6000
http://www.general-museum.fks.ed.jp/01_exhibit/point/2012/121113_zougan/121113_zougan.html

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