東京都台東区の 東京国立博物館 では、本館12室において 「漆工」 を展示、【重要文化財 菊桐紋蒔絵二重短刀箱】 など、平安時代から江戸時代に至る 各時代の蒔絵作品16点を展示しています。

「豊臣秀吉の遺品として、伊達政宗に贈られた 藤四郎吉光作 の短刀を収める為に作られたもので、長方形の内箱と外箱の 2箱で1組となっている。
蒔散らしの技法による入念な作風。 外箱の舶載された織物文様から着想を得たかと思われる異国風な意匠などに桃山時代の感覚を示す優品である。 また内箱の和風意匠との対称も絶妙で、見所となっている。
短刀は伊達家2代伊達忠宗より 三代将軍 徳川家光に献上、後に明暦大火で失われ、短刀箱のみが伊達家に遺された。」

■ 漆工
12月16日まで開催
東京国立博物館 : 東京都台東区上野公園13-9
              03-3822-1111
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=3309

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