奈良県奈良市の 奈良国立博物館 では、天皇皇后両陛下傘寿記念 「第66回正倉院展」 を開催、【黄金荘の太刀】【銅漆作太刀】 など、59点を出陳します。

「本年の正倉院展には、北倉6件、中倉28件、南倉22件、聖語蔵(しょうごぞう)3件の、合わせて59件の宝物が出陳されます。 例年通り正倉院宝物の概要と来歴がわかるような内容・構成となっておりますが、天皇皇后両陛下の傘寿を慶祝するような、華やかな宝物が揃っているのが特色といえます。
ところで、宝物の献納目録を代表する『国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)』には多数の武器・武具が記されております。 それらの大半は、藤原仲麻呂(ふじわらのなかまろ)(恵美押勝[えみのおしかつ])の乱(天平宝字8年[764])に際して出蔵され、ほとんどが宝庫には戻りませんでしたが、これらの武器・武具を彷彿させる、中倉伝来の品々がまとまって出陳されるのも話題の一つです。
豪壮な黄金荘大刀や類例のない武器である手鉾、漆葛胡禄とこれに附属する箭など、天平の「武」の部分にもご注目下さい。」

■ 第64回 正倉院展
 10月24日から11月12日まで開催、
 奈良国立博物館 : 奈良市登大路町50番地
              050-5542-8600
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2014toku/shosoin/2014shosoin_index.html

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