東京都渋谷区の 日本美術刀剣保存協会 刀剣博物館 では、「刃文 一千年の移ろい」 を開催、【国宝 太刀 銘)国行(来)】 【特別重要刀剣 太刀 銘)是友(古青江)】など、刀剣・刀装具38点を展示しています。

「日本刀の見所の一つである刃文は、実用上の面から欠くことのできないものです。 そして、凡そ平安時代後期に日本刀様式が完成してからは、刃文の原初的形態を示す直刃のみならず、互の目や丁子・のたれ・尖り刃など、様々な刃文が生み出されました。 それらは実用面に留まることない、高い美術性を有するなど日本独特の文化へと昇華されました。 また、単一の刃文で構成された日本刀は少なく、その殆どが何種類かの刃文が交ざり、多様な変化を伴って一振りの作品として完成されています。
本展では、一千年の移ろいにより 自由闊達に変化してきた刃文の魅力を、少しでも感じ取っていただけたら幸甚です。」

■ 刃文 一千年の移ろい
 3月27日まで開催
 刀剣博物館 : 東京都渋谷区代々木4丁目25-10
          03-3379-136~8
http://www.touken.or.jp/museum/index.html

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