東京都渋谷区の 日本美術刀剣保存協会 刀剣博物館 では、「平成28年新作名刀展」 を開催、【優秀賞 太刀 銘)上畠宗泰作】など、本年度の新作名刀展特賞・入選作品30余振りを展示しています。

「当協会では日本刀の製作技術の保存と向上をはかるため、作刀・刀身彫・彫金の3部門に分けて新作刀審査会を毎年開催しています。本展では各部門の入賞・入選作と、無鑑査の方々の作品を加えて展示しております。
刀匠達は日本の伝統的な鉄文化の一翼を担うべく研究に励み、古作を踏まえて更に新味と個性を表現しようと努力しています。作刀には「日刀保たたら」の玉鋼が使われ、名作を誕生させる原動力となっています。刀身彫刻は刀身との調和を考え、美術性をより高めるべく研鑽の日々を過ごしています。彫金の部は江戸時代の肥後・京・江戸の金工を手本とし、互いに切磋琢磨しています。
本展により、伝統工芸の高度な技術を継承する「入魂の技」をご清鑑いただき、日本刀の将来の発展のため、さらなるご理解を賜りますよう願うものであります。」

■ 平成28年新作名刀展
 6月14日から7月24日まで開催
 刀剣博物館 : 東京都渋谷区代々木4丁目25-10
           03-3379-136~8
http://www.touken.or.jp/museum/index.html

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