愛知県名古屋市の 徳川美術館 では、春期特別展「金と銀の国 ジパング 輝きときらめきの美術」を開催、【重要文化財 金造亀甲繋文腰刀拵】など、金と銀に彩られた選りすぐりの逸品を展示します。

「金は長い年月を経ても変化することがなく、その性質から神秘性が付加されるとともに、崇高な輝きは太陽の光をイメージさせ、王者の威厳と風格をも象徴してきました。 銀は、古代においては金よりも価値が高く、また しろがね と称され月の光に喩えられるような清新な耀きとともに、いぶし銀 という言葉に代表されるように、渋く奥行きのある耀きは、今日に至るまで金とともに特別な金属・色として享受されてきました。貨幣はもとより、仏像や経典、あるいは堂内装飾をはじめとする荘厳具、金碧の障屏画、蒔絵や沈金などで加飾された調度品、純金・純銀の器類、金襴や縫箔による装束や衣服類、刀装具や甲冑、簪や首輪などの装身具に用いられてきた金と銀の日本における文化史をたどりつつ、その根底にある美意識を探求していきます。」

■ 金と銀の国 ジパング―輝きときらめきの美術
4月15日から5月28日まで開催
■ 徳川美術館 : 愛知県名古屋市東区徳川町1017
            052-935-6262
http://www.tokugawa-art-museum.jp/exhibits/planned/2017/0415/
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