岡山県瀬戸内市の備前長船刀剣博物館では、テーマ展「朝鮮通信使と日本刀」を開催、
 【太刀 銘)備中国水田住山城大掾大月又七郎源国重】
 【刀 銘)(裏菊紋)和泉守来金道】
 【刀 銘)肥前国河内大掾藤原正廣】
 【脇指 銘)山城国住源綱廣】
 【短刀 銘)兼定作】
など、刀剣類41振りを展示しています。

「朝鮮通信使とは、室町時代から江戸時代にかけて朝鮮国王が日本に派遣した外交使節団であり、500人近い使節団は、朝鮮半島から宿泊地である本市の牛窓などを経由し、約1年かけて江戸に向かい将軍に謁見し、同じ経路を通り本国に戻っています。
 江戸期には12回交流しており、それに対する幕府の返礼品としてそのうち6回刀剣類が贈呈されたと記述されており、中でも第6回から第8回までは特に多く、1711年に行われた第8回目では太刀20口、薙刀20口を朝鮮国王に贈っています。
 今回のテーマ展では、主に第8回で進物打ちを命じられたとされる刀工を中心に展示しています。同時に、本市に所在する朝鮮通信使関連資料から日韓両国の善隣友好の象徴である、朝鮮通信使への理解に少しでも役立つことを願っています。」

■ 朝鮮通信使と日本刀
平成30年2月12日まで開催
 備前長船刀剣博物館 : 岡山県瀬戸内市長船町長船966
                 0869-66-7767
http://www.city.setouchi.lg.jp/token/tenji/index.html
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