三重県桑名市の桑名宗社(俗称春日神社)では、御大典記念事業として、同社が所蔵する刀剣
【太刀 銘)勢州桑名郡益田庄藤原朝臣村正作】
【刀 銘)勢州桑名藤原千子正重】
を特別公開します。

「来る10月22日には、御大典・即位礼正殿の儀がおこなわれ、国内外に天皇陛下の御即位が発せられます。この時代の節目に、当社が所蔵する刀剣『村正・正重』の特別公開を執り行います。
当神社の御神宝『村正・正重』の太刀4振は、戦争により刀の正常な管理が不可になることを見越し、先々代宮司により漆黒の漆が塗られ、錆防止のため空気に触れないようにされました。戦災を免れた刀剣が終戦より74年と時を経てもなお、漆が塗られ、本来の刀剣の姿は見たものがおりませんでした。新天皇陛下が御即位され、平和の時代において、本来の姿を明らかにすることは、桑名総鎮守としての当社の使命と考えております。
今回『村正』『正重』各2振のうち、各1振ずつを研いでおります。
皆様のご参拝をお待ちしております。」

■ 特別公開 村正・正重
10月20日から22日まで公開
桑名宗社 春日神社会館
      三重県桑名市本町46番地
      0594-22-1913
http://www.kuwanasousha.org/archives/2208

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