静岡県三島市の佐野美術館では「名刀への道」を開催、 
 【国宝 太刀 銘)正恒】
 【国宝 薙刀 銘)備前国長船住人長光造】
 【重要文化財 太刀 銘)成高】
 【重要文化財 太刀 銘)豊後国行平作】
 【重要文化財 太刀 銘)宝寿】
 【重要文化財 短刀 銘)吉光】
など、国宝・重要文化財を含む刀剣類約40点を展示します。

「日本刀が完成したのは、平安時代後期と考えられています。この時代は刀剣だけでなく、日本の自然を描いたやまと絵、貴族文化を反映した和様彫刻、かな文字で編まれた物語など、様々な分野で日本独自の表現が生まれ、国内に広まっていきました。新しいものを生み出す時代の空気が、大陸からもたらされた直刀から脱し、反りや鎬といった特徴を持つ日本刀の誕生に一役買ったのかもしれません。
日本刀誕生期には、伯耆の安綱、豊後の行平、備前の包平などの名だたる刀工が活躍しました。それらの刀剣には、誕生間もない時代特有の力強さが溢れ、今でも多くの人々を惹きつけています。本展ではこれらの名工が活躍した平安時代後期から鎌倉時代にかけての刀剣を中心にご覧いただきます。
また、12世紀以前に日本で造られていた刀剣はどのようなものだったのか。直刀や蕨手刀といった現存する刀剣をもとに概観し、日本刀誕生までの道のりを紹介します。」

■ 名刀への道
■ 1月7日から2月16日まで開催
■ 佐野美術館 : 静岡県三島市中田町1-43
                          055-975-7278
https://www.sanobi.or.jp/exhibition/sword_2019/

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